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稲荷台遺跡 (板橋区) : ウィキペディア日本語版 | 稲荷台遺跡 (板橋区)[いなりだいいせき] 稲荷台遺跡(いなりだいいせき)は、東京都板橋区稲荷台にある縄文時代早期の遺跡。 1937年(昭和12年)、当時の稲荷台小学校(現在の板橋区立加賀小学校)前の地中から少年が土器を掘り出したことから遺跡の存在が確認された。1939年(昭和14年)から本格的な発掘調査が実施され、褐色土と関東ローム層の間から、器面全体に縦の撚糸文が施された尖底土器が発見され、出土した地層や一緒に出土した既知の他形式土器の推定年代より、当時としてはもっとも古い時期に相当する縄文式土器であるとして注目された。現在は加賀小学校前に記念碑が残るだけであるが、発見された土器と同形式の土器は「稲荷台式土器」と呼ばれている。 ==参考文献==
*『日本歴史地名大系13 東京都の地名』-(2002年、平凡社)P873「稲荷台遺跡」 *『日本歴史大事典 1』-(2000年、小学館)P235「稲荷台遺跡」(執筆者:可児通宏)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲荷台遺跡 (板橋区)」の詳細全文を読む
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